パスタを茹でたら洗剤無用
よく知られていることだと思いますが、パスタの茹で汁には、油汚れを落とす効果があります。これは、パスタの茹で汁に多く含まれるサポニンの海面活性効果(このキーワードで調べれば、原理を説明したサイトに出会えますので、詳しい説明はここでは避けます)によるものですが、「落とす」というよりは「水で洗い流せるようにする」といった具合のようです。
今回は、ワシが20年以上続けている、”パスタの茹で汁食器洗い”の様子を紹介します。「なんとなく知ってたけど、具体的にどうすればいいか分からないから、洗剤で洗ってた」という方が、イメージをつかんで、「やってみよっかな・・・」と思ってもらえたら嬉しいです。
今日の昼食は、鶏とキノコの和風パスタとコンソメスープでした。鶏モモを塩麹で柔らかくしたり、久世福商店の「おかず味噌」を使ったりと、これはこれで、紹介したいほど美味だったのですが、まぁ、それはまたいつか。。。ということで、今回の洗い物がこれです。パスタを食べた皿や、フライパンは、もちろんギトギトです。。。
油を使ってないものを水洗いしてしまう。
食器洗いや、洗濯物を畳む仕事は、“減らしていく仕事”ですよね。まずは、ちゃちゃっと水洗いすれば終わるものを抜き出して、減らします。(調理味噌の瓶は、すすぐだけなので、こちらの仲間)
“油もの”を、食器と鍋に大別
ワシの場合、パスタを茹でた大鍋(まだ、熱々です)を近くにスタンバイしたら、油もの食器を軽くすすいでどんどん放り込みます。ナベ類は、食器洗いが終わった後の残り汁で洗うので、やはり軽く汚れを落としたら、シンクタンクのわきにどけておきます。
油もの食器は、茹で汁の中で軽くこするだけ
茹で汁に水を足して、手を入れられる温度まで下げたら、中でジャブジャブと洗い、いったんシンクの上に取り出して行きます。といっても、熱々の茹で汁につかっている間に、かなりの油は落ちているので、軽く撫でてやる程度で十分なんです。
残った茹で汁を”油なべ”に全て移して、食器とパスタ鍋をすすぐ
パスタなべの中から”油食器”がなくなったら、茹で汁をわきに置いておいた”油なべ”に全て移して、①パスタなべ②油食器の順にすすぎ洗いをして、水切りかごへ。食器の汚れ具合にもよりますが、ワシの経験では、子供3人と暮らしていた頃でさえ、大鍋の茹で汁には、全ての食器となべを洗い切るだけの洗浄力があります。
あとは、残ったなべを軽く洗って、すすげば完了。ほとんど全ての“ぬるぬる感”は除去されているはずです。
さあ、あなたもLet’s try!
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