NHKの「プロフェッショナル」に登場していたサンドイッチマンの二人に感化されたのだろうか?1年ほど前に買ってほったらかしていた本を手にした。タイトルは「主体性は教えられるか 岩田健太郎著」。ずっと昔から疑問に思っていた「主体的にさせる」という矛盾に満ちた言葉の理解に近づけるかも知れないと思って買ったのだが、試験勉強を口実に開きもしていなかった本だ。「はじめに」の中にあった文章が刺さった。
『…だいたい、この手の「自分探し」をしている人たちは、ちっとも自分らしくなく、むしろみんなよく似ています。…いつも遠い目をして、「今ここにいない私」を希求します。「オレはこんなところでくすぶっているようなオレではないはずだ」と現状を否定し、そこから逃げようとします。「自分らしさ」を希求する人たちはとてもよく似ているのです。そう、彼らは一番典型的な人たちなのです。』
(これってオレのことだ…)という思いと、(オレの思いはこんなに薄っぺらいものではない)という思いが葛藤している。
毎日の自分磨きの中に、読書も加えよう。
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