行ってみなけりゃ分からない!行ってよかった!
熱海富士・翠富士の大活躍により静岡県民の相撲熱が沸騰中!ということで、 2024年の秋巡業は、静岡県内で2か所開催されることになりました。そして、国技館の本場所チケット獲得に失敗し続けているワシも、とうとう静岡場所のチケット購入に成功したのです!そこで今回は、ここで体験した巡業の様子を、行こうかどうか迷っている人や、行きたいと思っているけどイメージが湧かない人向けにシェアしたいと思います。
<会場への入退場はとても時間がかかります>
朝9時の開場時間にちょっと遅れて到着、、、舐めてましたm(_ _)m
だって、体育館のフロアに人が入るだけじゃん!全席指定じゃん!と愚痴っても後の祭りです。並んでいる方々のほとんどが、同じ心境だった様子でした。開場30分前くらいに並ぶか、オープニングサービスは諦めてゆっくり入場する方が良さそうです。
ちなにみ、オープニングサービスは握手会や櫓太鼓、会場によってはランダムな写真撮影会などもあるようです。
<スケジュール>
今回の流れは、以下の通りでした。開始時刻はだいたいです。
9:00 公開稽古
10:45 力士ふれあい会
11:15 休憩(放送による相撲の歴史・相撲甚句など)
11:45 取り組み開始(序2段〜幕下、各8〜11番ほど)
12:30 髪結実演(モデル:翠富士)
12:50 相撲甚句
13:05 初切
13:20 綱締実演
13:30 櫓太鼓打分
13:40 幕内土俵入り・横綱土俵り
13:50 幕内取り組み(19番)
15:00 弓取り式
入場してすぐに、握手会場に行くと、そこに霧島関が!笑顔ではありませんでしたが、貫禄がありました。手は思ったより柔らかかったです。
「力士ふれあい会」は予想通り、地元ちびっ子相撲の子供らが人気力士の胸をかりるといったものでした。参加力士は、翠富士・阿炎・若元春が中心でしたが、最後の方の高校生力士の時には大関琴桜が登場したので、盛り上がりました。
緩やかな進行でしたが、ワシは飽きることなく楽しむことができました。ベタ座りの苦手な妻は、60センチ四方に記念座布団1枚で長時間いるのがちょっと辛そうでした。レンタルの簡易座椅子もありますが、それほど関心の高くない方は椅子席の方がいいかもしれません。
<花道沿いの溜席だったのは超ラッキーでした!>
ワシの席は、タマリS席の中では後ろから2番目でしたが、東の花道から3番目でした。ここ素晴らしいです!一番は土俵近くのいわゆる「砂かぶり」でしょうが、次に良いのは、ここだと思いました。力士がすぐ近くを通るので、表情・熱気・声・においまで感じるのです。また、後ろの方なので、土俵に近づく前のリラックスした様子も見られますし、帰る時を狙えばシャッターチャンスを逃すこともまずありません。土俵入りの前などは、ワシの席のすぐ後ろのフリースペースに人がたくさん集まっていましたが、ワシは自分の席から離れずに待っていれば良いのです。しかも、西と比べて上位の力士が通るという点もナイスでした。
<その他分かったこと>
取り組みの本気度は6〜8割程度
まぁそうですよ。力士にとって一番大切なのはやはり本場所であり、こちらが本当の勝負の場、15日全てが、文字通り全身全霊で相手を倒しにいく大一番なのです。対して、こちらはファンサービス。楽しみ、親しんでもらうためのショーなのです。ここで、本気を出して怪我をしてしまったのでは、本末転倒でしょう。
客もそのつもりで見ていますから、皆楽しげでした。時には、大袈裟に睨み合ったり、派手な動きの突っ張り合いをしたりして、それはそれで楽しいのです。熱海富士が怪我で休場だっとこともあり、翠富士は番外も含めて3番も出てました(もちろん全勝)し、翔猿戦の時は、なんとも分かりやすい同体落ちからの「物言い」→「取り直し」といったサービスまであったのです。
むしろ朝稽古の方が力が入っていましたよ。
土俵は、簡易キットでした。
本場所では、呼出さんたちが力を合わせて土俵づくりをすると聞いていたので、終了後に近くまで行って土俵を見てきました。すると、予想通り組み立てキットのようなものを絨毯状の布などでコーティングしたものでした。もちろん、土俵の中は土でしょうが、下にはマットのようなものも敷いてありました。
時間はピークを避けるべし。
到着時刻のことは書きましたが、トイレ・弁当の受け取り・退場などは、相当混むことを覚悟しておきましょう。そもそも体育館は、フロアに何千人も入れるようにはできていません。また、力士や関係者の導線確保のために、使用できる出入り口や階段も制限されています。ピーク時のトイレや売店は、30分待ちが当たり前ですし、体育館から出るだけでも15〜20分はかかります。賢くタイミングをずらすか、諦めて開き直るしかありません。ワシは、結構のん気に楽しめていたのですが、苛立つ妻の機嫌を取るのには少し難儀しました・・・。
<終わりに>
チケット16,000円、弁当2,000円、駐車場代(体育館の駐車場は関係者のみなので、タイムズBでネット予約)などなどで、1人2万円ほどの出費でしたが、ワシ的には大変満足できました。いらないと感じたのは、市長や関係者代表の挨拶くらい(( _ _ ))..zzzZZ しかし、今度はやっぱり本場所で、本気の取り組みを見たい!という思いを強くしたのも事実です。
やっぱり、ファンクラブに入らないとチケット取れないかなぁ・・・
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